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運動しないダイエットについて

運動しないダイエットとは、言い換えると摂取エネルギーを減らすだけのダイエット方法ということです。もしも消費エネルギーが減少せずに、うまく摂取カロリーだけを抑えることができれば、それこそ理想的な「ダイエットで痩せる方法」でしょう。

しかし現実には、運動しないダイエットをすると、消費カロリーも減っていく危険があります。言わなくてもご存じだとは思いますが、それは筋肉が減っていくからですね。食事を制限するだけのダイエット方法は、体脂肪が主に使われていきます。体の臓器のすべてが体脂肪をエネルギー源にしてくれるのなら、この方法で問題はないでしょう。しかし脳と赤血球に関しては、ブドウ糖のみがエネルギー源です。ここに筋肉がつぶれていく原因があるのです。

急激な食事制限をすると、炭水化物(糖質)が激減しますから、脳の栄養が不足します。すると筋肉を異化(カタボリック)して、糖質を作り出そうとするのです。これを糖新生といいます。このようにして脳や血球にブドウ糖を送り届けているわけです。脳は記憶装置であるとともに、生命維持装置でもあるので、片時も休めることはできないのです。

それでは運動をしないと、必ず筋肉が減っていくのでしょうか?
運動しないダイエットといっても、必ずしも低炭水化物ダイエットとか、アトキンス式ケトン体ダイエットというわけではありません。またマイクロダイエットとかグローバルダイエットのようなカロリー置き換え食品ほどの、食事制限をしないケースもあります。

たとえば食事を腹八分目、あるいは腹七分目程度に制限するという人もいるでしょう。この程度の食事制限にすれば、筋肉が減っていく心配はないのでしょうか?少し考えてみます。

運動しないダイエットを選ぶ理由として、面倒くさいということ以外に、エクササイズをして体を動かすと、お腹がすいてきて食べ過ぎてしまうから、ということがあります。たしかに激しい運動をすると、血糖値が下がるので、空腹感が増すことがあります。

腹八分目程度なら、炭水化物抜きのローカーボダイエットのように低血糖にはなりません。また、脳や血球にも栄養が行くので、筋肉は分解されないように思えます。実際は、どうなのでしょうか?その前に、人間のエネルギーの蓄積の仕組みを知っておく必要があります。

小腸で栄養素が吸収されると、ブドウ糖に関しては、筋肉と肝臓にグリコーゲンという形で貯蔵されます。そして次の食事までの間、肝臓のグリコーゲンを少しずつ分解して血液中に放出していくのです。これによって、ものを食べていないときでも、一定の血糖値に保つ働きがあります。

肝臓のグリコーゲン貯蔵量は320kcalほどで、だいたい半日分のエネルギーを蓄えることができます。つまり12〜13時間以内に次の食事をすれば、筋肉を分解することがないということ。普通に朝・昼・晩の三食を食べていれば、筋肉が減ることはなさそうです。ただし早めの夕食を摂って遅く起きると、明け方に筋肉の分解が行なわれることがあります。7時に夕食をとって、朝食が8時だと、筋肉が分解される可能性があります。この辺をコントロールできるかどうかです。

極端な食事制限による運動しないダイエットでは、糖質を減らしますから、すぐに肝臓のグリコーゲンが底をつき、アミノ酸プール、次いで筋肉の異化となっていくわけです。でも糖質を最低限摂っていさえすれば、基礎代謝は減る心配はなさそうです。しかし、このような腹八分目だけのダイエット法では、体重も体型も変わらず、いつ痩せるのか分かりませんよね?

やはりダイエットするからには、体重の減少やメリハリのきいたボディライン、ヒップラインを作りたいはずです。つまり、明確に目に見える形で実感したいわけです。それには腹八分目によるダイエットという悠長なことを言っていては、いつまでたってもダイエットの目標を達成することができません。かといって極端な食事制限による運動しないダイエットでは、筋肉が減っていってリバウンドを起こすだけです。

このような板ばさみの袋小路の窮地を打開する対策こそが、運動をするダイエットです。厳密に言うと、適度な食事制限と運動を併用するダイエットです。腹八分目で栄養バランスの取れた食事プラス、適度な筋トレ、有酸素運動こそが、健康的にダイエットで痩せる方法であり、満足のいく結果を出せるダイエットです。

運動しないダイエットは一見、楽に見えます。
一切エクササイズせずに、痩せる薬とか、ダイエットサプリメントで痩せることができれば、それは楽ですよね?しかし、そういったダイエットサプリは存在しません。あったとしても、副作用を伴うのが現実です。

痩せるといわれているダイエット食品やダイエットサプリメント、ダイエット茶のなかには、危険な成分が含まれていることがあるので注意しましょう。たとえば頭痛薬や風邪薬のアスピリンが、ダイエットサプリメントに含まれていることがあります。なかには、服用すると脳出血が増えるという、痩せる薬もあるそうです。そのほか甲状腺モルモンや成長ホルモンが含有されているダイエットサプリメントでは、心筋梗塞や不整脈、糖尿病などを誘発する危険があるといわれています。とくに海外製の輸入されたサプリメントは要注意です。

結局、ダイエットで痩せる方法には、うまい話はないということです。
好きなものを食べまくって、運動も全くせずに、ただ飲むだけで痩せるという方法は、存在しないのです。ただし、辛いダイエットが必要と言っているのではありません。

むしろ極端な食事制限をオススメしていないことは、繰り返し読んでいただければ分かるでしょう。食事制限に向ける努力を、ちょっとだけ運動のほうに振り分けるべきなのです。要は食事法と運動のバランスです。

運動しないダイエットは、リバウンドして返って太ってしまうか、いつまでも現状維持のまま、のどちらかです。それなら思い切って、運動を習慣にする。そこからダイエットの突破口も開けます。バストアップやヒップアップのみならず、小顔になったり、二の腕、背中、下っ腹、太もも、ふくらはぎ、足首といった部分痩せの道も開けてきます。食事制限のみの運動しないダイエットでは、部分やせは、いくら待ってもやってきません。

運動しないダイエットは、堤防のない川です。
食欲を抑制したことによる、本能の逆襲(川の氾濫)に合ったとき、それを押し留めることができるのは、運動の習慣であり体にある筋肉(堤防)です。強固な堤防を運動によって築き、ダイエットを成功へと導きましょう。